ByakkoPress Logo JPN
other Chinese Portugu尽 Italiano Fran溝is Espa撲l Deutsch English Japanese

白光真宏会 出版本部



立ち読み - 果因説 - 意識の転換で未来は変わる

神人の聖域― 原因結果の法則と果因説
Page:5/5

人生はすべて原因結果の法則で成り立っているという事実を知ることです。そのためには究極の真理を知り、その真理を一歩一歩自らの意識で理解することこそが大事なのです。いつまでも無知であってはなりません。愚かであってもなりません。そうでなければ不幸から逃れることは出来ないのです。
世の不幸な人を見渡してみると、必ずと言っていいほど彼らの意識が暗くネガティブなのです。いつも人生に対して生き生きとして輝くような生き方を生き切っていません。常に不安、恐怖に基づきクヨクヨオドオドし、自分に対して自信がありません。いつも人のまねをし、人と同じ選択、決定をし、自分で自分の人生を築くことが出来ていないのです。
いかなる人の人生といえども、必ずと言っていいほど不幸や悲しみや苦悩、痛みは伴ってくるものです。その時、過去から消えようとして現われてくるマイナスの状況や出来事を、逆に消そうとしないで自らの心が固く摑み取り、その状態を握りしめたまま自分の手から離そうとしません。その上、自らの心の中に不幸のエネルギーを注ぎ込み、悲しみや怖れに対してマイナスのエネルギーをさらに強化して入れ込みつづけるのです。これでは過去の原因が結果として消えてゆこうとする状況を摑んだまま離すことを知らないため、未来の人生にまた同じ「つらい、悲しい、死にたい、無理だ、不可能だ、出来ない……」等といったマイナスのエネルギーを与えつづけてゆくことでしょう。そのため、今の瞬間の思考が未来の自分の人生に、再び不幸で苦しみ多い状況を創り上げていってしまうという悪循環が繰り返されてゆくのです。
ですが果因説とは、自らの思考想念を注ぎ込む方向が全く違うのです。
仮に、自らがマイナスの想念を出しつづけていたとしましょう。やがて原因結果の法則によって、自らがその結果を受け取らなければならなくなり、突然不幸のどん底に突き落とされたにせよ、その時の自らの選択、決断、決定によってその後の人生は大きく左右されるのです。
その時、自らの不幸の状況に把われ、不幸を悲しみ、苦しむのではなく、かつまたそのマイナスの状況にエネルギーを注ぐのでもありません。「今自分の前に現われている不幸は、過去の原因が今この瞬間、結果として現われているのであり、それは自分が受けなければならない当然のものである。
これで過去の原因が消えてゆくのだから、今この瞬間から自分の思考や想いを未来に向けて注ぎ込もう」と思い、未来に向けて光明をいっぱいイメージするのです。すると「これから明るく幸せな人生を築きあげるために、よい想念を放ちつづけよう。もう否定的な思考を断ち切ろう。
今は苦しいし、不幸だ。だが決してこの不幸や苦しみは永遠に続くはずはない。いや、決して続けさせまい」という強い信念が伴ってきます。
「今、過去におけるマイナス言動行為による原因の結果を受け入れているのだから、これで終わるのだ。終わったのだ。これからは全く新しい輝いた人生がスタートするのだ」と自らの思考を強く光明に切りかえることにより、結果、果因説の法則によってこれから現われてくる現実は輝かしい幸せな人生となるのです。
そのためには、人類はみな一人残らず究極の真理を学び、理解してゆくことが大事です。そうすることによって、自然にポジティブな生き方が習慣となってくるのです。地球の安寧のため、世界人類の平和と幸せのために、一人でも多くの神人が誕生することによって、地球は救済されてゆくのです。
神人誕生は宇宙神の望みであり、五井先生の願いです。彼らがいるかぎり、必ず世界は救済されるのです。


本書のページへ >





立ち読みコーナー
他の本も、立ち読みできるものがあります。
リンクを集めたインデックスもご覧ください。

立ち読みインデックス




Copyright 白光出版 / Byakko Press プライバシーポリシー