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白光真宏会 出版本部



立ち読み - 果因説 - 意識の転換で未来は変わる

神人の聖域― 原因結果の法則と果因説
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一瞬の深呼吸で、選択が次元上昇する
激しく憤る感情想念のままに、吐き捨てるように突いて出てくる否定的な言葉。この時、真理を理解している人、または原因結果の法則を判っている人が一瞬、深呼吸し、その自らの感情想念を鎮め、吐き捨てるように突いて出てくる言葉を収めることが出来たなら、全く違った人生が展開してゆくことになるのです。
即ち一瞬、深呼吸することにより、激する感情がやや鎮まり、自らを省みる間が生じます。その時、相手を威圧し吐き捨てるような言葉を投げかけるのを少し改め、相手を非難し批判し尽くす言葉をまともに浴びせかけるよりも、一段階やわらかな言葉を選択できるようになります。この時のこの選択こそが人生の運、不運の分かれ道なのです。
人は誰もが自らの心の中で考えている通りの人間です。表面的に人を騙したり、偽ったり、見せかけたりすることが出来ても、自分自身の内なる人間性を騙せるわけがないのです。
人はいかなる人も自分が考えている通りの人生を歩んでいるのです。自分が常日頃思い考えていることが、その人の人格として現われてくるのです。
日頃思うこと、考えていることが常に自分のことのみ、自分の欲望達成のみ、自分の利益のみといった、常に自分、自分、自分……という利己的低次元意識レベルの人たちは、自ら真理に沿わない誤った選択をしてしまうのです。従って、決断の時も決定の時も、自らが選んだそのものが真理ではないので、結果として真理から外れた悪い結果が生じてくるのです。
真理を理解している人たちとは、まず何を選択するか以前に、自分が常日頃、何を想い、何を考え、何が重要なことかがすでに判っています。そのため常に利己的な生き方よりも利他的な生き方に目覚めています。すると、利己的な欲望達成に選択の基準が置かれることを決して自分に許しません。人の幸せのため、人を生かすため、人に役立つための選択を瞬間、下すため、決して真理からブレることがないのです。真理そのもの、即ち「神がもし自分に代わって選ぶとしたらどうするか」が基準となっているため、神そのものが選択するのと全く同じ選択をしているのです。
結局、高次元意識レベルの人々が選択を下す場合は、すべてが真理そのもの、愛そのもの、光そのもの、人類の平和と幸せそれのみですから、それに準じて自らの決断も決定もすべてが神のみ心と全く同一となり、その結果、自らの人生においても喜びと幸せ、感謝と至福に満たされた平安、平和そのものの人生しか創り出されてゆかないのです。
彼らは決して否定的な選択を誤っても下さないし、もし仮に下したとしても、次の瞬間、あるいは時が経ってから、魂に刻印された常日頃の真理そのものによって究極的には正しい選択がなされるので、何一つの不幸や悲しみ、苦悩や絶望がもたらされないのです。皆無なのです。すべてが完璧、欠けたるものなしの人生が繰り広げられてゆくのみです。それが神人の生き方そのものであります。



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